なぜなら僕は母子家庭、つまり父親のいない家庭で育ったからだ。
物心ついた時から家庭に父親の存在はなく、当然顔も覚えていない。
アルバムを開いても父親の写真は一枚もない。
そんな環境で育った。
母親が父親と別れた理由は大まかではあるけど知っている。
小学校の時に物置をゴソゴソ漁っていたら母親の日記が出てきて、興味本位で目を通してしまった事があって。
日記には父親に他に好きな人ができた事や、
母が離婚を決意した後、湯船で「お母さんとお父さん、どっちと一緒にいたい?」と兄に訊いて、
母親が父親と別れた理由は大まかではあるけど知っている。
小学校の時に物置をゴソゴソ漁っていたら母親の日記が出てきて、興味本位で目を通してしまった事があって。
日記には父親に他に好きな人ができた事や、
母が離婚を決意した後、湯船で「お母さんとお父さん、どっちと一緒にいたい?」と兄に訊いて、
「お父さん」と答えられた時の心境もそこに書かれていた。
小学生の時にその日記を読んで、母親が色んな思いをして兄弟2人を育ててくれた事への感謝の気持ちと同時に、
父親へは、子供が2人もいて別の人のところへ行くって身勝手な事をするなぁ。。と軽蔑感があった。
ただ今考えると、いい歳した大人達が何をどう選択するかは当事者間の問題であり、子供含め周りがネガティブな感情を持つのも違うか、とは思うようにはなった。
ただ今考えると、いい歳した大人達が何をどう選択するかは当事者間の問題であり、子供含め周りがネガティブな感情を持つのも違うか、とは思うようにはなった。
何にも知らない僕がどうこう言う事じゃない。
そんな、年齢と共に思う事が少しずつ変ってゆく父の日です。
つづく
0 件のコメント:
コメントを投稿