大学を卒業してすぐに家電量販店に就職した。
小売業に特に興味があったわけではないんだけれども、
大学4年の1月から就職活動を始めて、マイナビやリクナビ等の就活サイトを開いたらほとんど求人がなくて、残っていたのが後に勤める事になる家電量販店だった。
卒業式の帰り道に自転車を漕いで家に帰る途中に人事の人から内定の電話をもらって、4月から正社員としてとりあえずの勤務先がきまってホッとしたのを覚えている。
そして4月になってオリンピックセンターで新人研修を2週間行い、最終日に勤務先が言い渡された。
勤務店舗は新宿東口。配属先は白物家電だった。
言い渡された時は正直乗り気がしなかった。
というのも当時実家暮らして、炊飯器はおろか洗濯機の回し方も知らなかったからだ。
実際に勤務が始まっても自分は周りに置いてある商品に全く興味がわかなくて、商品知識を覚えるのに苦労したのを覚えている。
当時スマホコーナーがあったら真っ先に異動を立候補しただろうな。
そんなやる気のなさに店長も気づいたのか、一年間白物家電コーナーを担当した後、今度はゲームホビーコーナーに配属された。
ゲームコーナーは白物家電よりは興味があったので用語や商品の用途等は覚えられた。
しかもお客さんの方が知識あったりするので、そんなに覚える事もなかった。
ただフロアに一人しかいないのにレジの回転がハンパないうえに、商品の入荷から陳列までやっていたので、一日中走り回っていたのを覚えている。
結局忙しくて余裕がない働き方が嫌になって、家電量販店は1年10ヶ月で辞めてしまった。
会社にはワーキングホリデーに行きたいというのを退職理由として伝えた。
でもあんな卒業ギリギリで就職したにも関わらず、残業代は全部支給されていて、
ボーナスもしっかり出ていたからそこそこラッキーだったのかもしれない。
それに、あんな忙しくて上司から毎日怒られていた過去があるおかげで、劣悪な環境で働く事にも我慢できるという、社会人として最も必要なウチの一つのスキルが手に入ったし。
そんな家電量販店時代でした。と言ってもワーホリから帰ってきた後また量販店で働くんだけどね。笑
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当時の自分はそういう頼れる人が必要だったけどいなかったので。。。
つづく